今回はアノ有名書籍の「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」のレビューを書いてみます。併せて、私が強くお勧めする理由も書いてみました。
著者は既に故人なのですが、この本には今でも通じるコピーライティングのノウハウが満載です。これから文章を書く必要がある人・読者の心理に沿った文章が書きたい人・文章で読者との信頼関係を築いていきたい人は必見です。
数多くあるコピーライティングの本ですが、あなたが手に入れる時の参考にしてくださいね。では、はじめます。
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80年前に書かれた名作著書
80年前にこの本が書かれたそうです。すごくないですか?!その本が今も多くの人が購入している位、大人気の本だと言うことが分かって頂けると思います。
今は、初版から増刷を繰り返して、2018年11月22日に18回目の増刷になりました。
【ザ・コピーライティング】をお勧めする理由
80年前と聞くと、「古い本」のイメージですが、それでも売れ続ける理由がありました。その理由は「ダイレクトレスポンスマーケティング」の基本から実践までの幅広い手法が書かれているからです。
ダイレクトレスポンスマーケティングは、アフィリエイターの間では既に有名なマーケティングなのですが、上手く使えている人はまだ少ないのです。
たくさんの書籍や教材は出回っているのですが、実際に使おうとすると中々難しく感じます(私だけかもしれませんが・・・)
ですが、こちらの書籍「ザ・コピーライティング」では、ダイレクトレスポンスマーケティングの基礎から実践するまでの知識+実践方法までをかなり細かく解説している本でした。
「海外の翻訳書+古い本」で、何となく古臭くて読みにくそうなイメージなのですが・・・
実際に読み始めてみると、恐ろしい位読みやすい本でした。あなたもブログを書く時に、「小学生でも分かる位の言葉で書きなさい」と、教わったと思いますが、この本は正に、それ位分かりやすく丁寧に書かれていたのです。
ダイレクトレスポンスマーケティングは既にアメリカでは100年以上も前から取り入れられているマーケティングです。今の時代でも通用する素晴らしいマーケティングなので、80年前に書かれた本が今でも売れ続けています。
ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則
著者:ジョン・ケーブルズ
監訳:神田昌典
訳:斎藤慎子・依田卓巳
出版:ダイヤモンド出版
内容は文章の書き方全般になります。
特にダイレクトレスポンスの文章についてさまざまな実験結果から得られた最も効果のあった書き方を基に詳しく解説していました。
本の中身は第1章~第18章までと、かなりの長編で実に421ページの特大ボリュームです。
内容は全て無駄がなく、丁寧に分かりやすくまとめてあるので安心してくださいね。
本に書かれている通りに学びながら実践することで、読者の感情を動かす文章が書けるようになります。本の帯にメンタリストDaiGo氏もお勧めする程の内容です。
更にもう1人・・・アメリカの広告の父と呼ばれた、デビット・オグルビィ氏も「ザ・コピーライティング」は伝説のバイブルだと、大絶賛されたそうです。
実際に中身をみると納得でした
まず驚くのが、前書きから早速驚かされました。と、言うのもいきなりノウハウから入って来るんです。ぶっちゃけ、この部分だけでもかなり学ぶことが可能です。
続いて目次にも驚かされました。
通常の本ですと、目次はざっと書き連ねる感じで書かれているのですが、こちらの本は、読者が探しやすい工夫がされています。
【見出し】が太字で書かれているので探しやすいのです。
実際の内容ですが、詳しく解説するととんでもない長文になってしまうので割愛するのですが、ジョン・ケーブルズ氏が実際にコピーを書く際に取った手順が詳しく書かれています。
更に、それぞれの作業をされた時の考え方や理由付けもかなり細かく書かれています。
この部分は、これからあなたがコピーを書く時はもちろんですが、文章で何かを伝える時にも使えるノウハウになります。
書かれている内容がコピーライター目線で書かれているので、自分に当てはめながら読むと、学習スピードはかなり上がりそうなイメージです。
それぞれの作業が体系化しているので、あなた自身の作業箇所に合わせて、学びながら文章を書くことが出来ます。
この本を読んでマスターできると・・・
今までとは違った文章が書けるようになります。
例えば・・・
・読者に今まで以上に読んでもらえる文章が書けます。
・読者の感情を刺激する文章が書けます。
・ビジネス全般で使える文章が書けます。
・普段のコミュニケーションにも役に立ちます。
・SNS等の文字や文章でのコミュニケーションでも大活躍します。
・大切な人への想いの伝え方も激変します。
・気になる異性へのアプローチも激変します。
他にも探せば色々あるのですが、たかが文章ですが、これからの時代を生き抜く為にも身につけたいスキル・・・
ではないでしょうか?
私は過去の記事でも、これからの時代は文章がかなり大きな武器になるとお伝えしてきました。事実、上手く文章が書けた方がこれからの時代はかなり有利に突き進むことだって可能になるんです。文章が書けると、コミュニケーションのスキルも格段に上がりますよね。
この本のデメリット
・ボリュームが大きすぎるので、本を読むのが苦手な人はもしかしたら挫折するかも知れません。
・海外の翻訳書なので、捉え方次第ですが違和感を感じるかもしれません。
・これからコピーを書く人には少しハードルが高くなる作業があります。
上記のデメリットですが、特に深く考える必要はありません。
その理由ですが、ボリュームは特大なのですが、作業は順番に進めていくので、気が付いたら終わりに近づいてた・・・なんて事が体感できると思います。
海外の翻訳書なので、日本では味わえない表現の例え話があるのですが、書いてあることを丸パクリする訳ではありません。じっくり見ながら日本でも使えそうな言葉に置き換えるだけなので、安心して使えます。
ジョン・ケーブルズ氏は広告を出す前にかなりのパターンの広告でテストさえたそうです。
これからコピーを書く初心者がいきなりテストなんて難しく感じるかもしれません。ですが、この作業も繰り返すことで慣れてくるので安心してくださいね。
この本を手に取って欲しい人
・これからコピーライティングを学んでみたい人
・将来、広告関連の会社で活躍したい人
・日常のコミュニケーションを今よりもっと充実させたい人
・あなたの想いや考えを、他の人よりも熱い想いで伝えたい人
・相手の感情を揺り動かしてみたい人
他にもまだまだあるのですが、上記5つのどれかに当てはまる人には是非、手に取って欲しい本ですね。
その中にも注意点があります。
その注意点は・・・
【悪用厳禁】です。
コピーライティングのスキルは相手の心理に沿った文章を書いて、実際に行動してもらうのですが、使い方を間違えると大きな誤解につながることもあります。
このページを読んでくれているあなたは、悪用することは無いと信じています。ですが、あなたの周りで悪用している人を見かけても絶対真似はしないで下さいね。
この本をお勧めしたくない人
・読むだけで満足してしまう人
・悪用目的で読もうとする人
・何かしら理由を付けて批判・反対する人
上記の3点に当てはまる人にはお勧めしません。
本の代金と、時間が無駄になってしまうので、すぐにこのページを閉じてくださいね。
この本はどこで買えるの?!
こちらの本は一般の書店でも購入できます。ですが、今の時代はネットで買うのが主流なので、下記にネットでの購入先を載せておきます。
今回のまとめ
今回はジョン・ケーブルズの「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法族」について書いてみました。いかがでしたか?
コピーライティングに関する本や教材はたくさん出ているのですが、この本の様に詳しく解説されている書籍は未だに見たことはありません。
もし、あなたがこれから「コピーライティングを学びたい」と思った時に、こちらの本を是非、手に取ってください。手に取って頂いたら、後は本に書かれている様に進めていくだけで、あなたの文章は激変するでしょう
編集後記
2019年の目標に、【コピーライティングのスキルを本気身に付ける】と目標設定してみました。その時に出会った本が、今回お伝えした「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」だったのです。予てから欲しかった本だったのですが、既存の本屋さんで売ってなかったのです。今回、増刷があったみたいで、店頭に並んでいました(笑)
読んでみて本当に驚きました。
その理由は、恐らくコピーライティングを学ぶのであれば、この本だけで充分なのでは?!と、思える位の深い内容で、しかも分かりやすく書かれていたんです。
過去に読んだ本も丁寧な書き方でしたが、ここまで分かりやすい本に出会ったのは初めての感覚かもしれません。これから、更に繰り返し読んで、コピーライティングを自分の武器にします。あなたも早速、今日からコピーライティングを始めてみませんか?
あなたの応援に感謝します♪