「ターゲットを選定する」
この言葉は、あなたもブログを始めた時に教わったと思います。でも、教わったけど上手く選定出来ていないかも・・・と、不安を抱えている人も居らっしゃると思います。
ターゲットを選定する時に、初心者がやってしまいがちなポイントがあります。そのポイントは広く考えすぎてしまうことです。広く考えることを否定するつもりはありません。むしろ、素晴らしいことだと思います。
でも・・・広く考えるとターゲットの選定が難しくなるんです。この記事では、ターゲットを選定する時の3つの分野について解説します。あなたが、この記事を読むことで、ターゲットの選定が格段にしやすくなり、ブレなくなります。是非、最後まで読んでくださいね。
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ターゲット選定は3つの分野で徹底的に絞り込む
初心者がやってしまいがちな間違いは広く考えてしまうことです。広く考えると、実は全くまとまらなくなるんです。その理由は、広くしたせいで、考えていることに矛盾が出てくるからです。
矛盾をどうにか修正しようとすると、さらに矛盾が発生します。この繰り返しで、あなたが選定したターゲットと大きく違ってきます。そこで、この記事では、ターゲット選定は3つの分野で徹底的に絞り込んでいきます。
絞り込む個所(分野)は、次の3つです。
絞り込む3つの分野
・地域
・デモグラフィック(属性)
・親近感
上記の3つで絞り込むと、明確なターゲット像が見えてきます。次項で。それぞれの項目の解説と補足をしていきますね。
地域
地域で絞り込む時の考え方には2つあります。1つ目は「ターゲットが住んでいる所」です。2つ目は「ターゲットの活動範囲」です。扱う商品やサービスによっても変わってくるかもしれません。
あなたが取り扱う商品・サービス・情報についてじっくり調べて「地域を選んでくださいね。
デモグラフィック(属性)
ターゲットの属性で考えると絞り込みやすくなります。属性とは次の通りです。
ターゲットの属性
・性別
・年代別
・家族構成
・勤務形態
・普段読んでいる雑誌・サイト・新聞など
・休日の過ごし方
・お小遣い
・趣味
・愛読書
・将来像
他にもありそうですね。あなたの理想のターゲットに合わせて属性を増やしてくださいね。属性を絞り込むことで、あなたの文章の表現や書き方が変わってきます。読者への伝わり方も変わってくるのです。
あなたが選定したターゲットの属性に寄り添った文章が書けるので、今まで以上に伝わりやすくなります。
親近感
ここでの親近感とは「○○の皆さん」です。もっと具体的に言うと「ブログが上手く書けなくて悩んでいる皆さん」だと分かりやすいですかね。「ブログが上手く書けない人」に向けた文章の書き出しだと、注目が集まりやすいですね。
例えばこんな感じで声を掛けたとします・・・
A:何かお困りの人が居れば相談に乗りますよ。
B:ブログが上手く書けなくて悩んでいる人がいれば、相談に乗りますよ
上記の2つの文章だと、どちらが反応が取りやすいでしょうか? 答えは「B」ですね。Aの文章だと、何を聞いていいのか分からなくなります。最終的には「自分には関係ない」と去ってしまいます。
「ブログが上手く書けなくて悩んでいる人」と、親近感・密接感を感じさせる呼び方ができる人をターゲットの対象にすると選定しやすくなります。
ターゲットが見えてきたら・・・
前項の3つで絞り込むことで、あなたのターゲットが少しずつ見えてきたかと思います。そこから、ターゲットが求めている商品・サービス・様々な情報・ノウハウなんかも見えてきます。
あなたの頭の中に思い浮かんだモノは、メモに残しておきましょう。今は不要かもしれないけど、この先に別のアイデアを出す時のヒントになる事だって充分に考えられます。後につなげる為にも、メモに残す癖はつけてくださいね。
ターゲットのプロフィールを書いてみる
ターゲットが見えてきたら、プロフィールを書いてみましょう。この作業・・・何だかバカバカしく感じるかもしれませんが、実は結構重要なんです。その理由ですが、あなたがターゲットの気持ちに寄り添う最高の材料になるからです。実際に例文を書いてみますね。
プロフィール
私の名前は、鈴木智子です。46歳の主婦です。家族構成は夫と息子と娘の4人家族。休日は普段は仕事でできない家事全般がメインで、たまに空いた時間で趣味の音楽と読書を楽しんでいます。仕事は会社の事務員として働いています。
普段読んでいる雑誌は特にないけど、TwitterなどのSNSで興味を惹かれた情報など、Yahoo!で調べて理解を深めています。1ヶ月のお小遣いは30000円で、娘と食事や買い物に行きます。
他には趣味の音楽でCDを買ったり、好きなアーティストに関する本を買っています。愛読書は、デール・カーネギーの「人を動かす」はかなり読みまくりました。将来は、文章で人を動かせるような人になりたいです。
最近の悩みは年と共に肌のコンディションが気になり始めました。美容に関しての知識を深めたいですね。
ターゲットのプロフィールを書くことで、抱えている悩みや問題・将来像等が見えてきます。相手の気持ちに寄り添えるチャンスが見えてきます。後は、ターゲットに向けた適切なメッセージを書くだけですね。
ターゲットに向けたメッセージを書く
文章もいきなり上手く書くのは至難の業なので、コツコツ書きながら仕上げていってくださいね。ここでのコツは、切り口を変えて何回も伝えることです。切り口を変えるので、複数回書けます。それだけ、練習が出来るのです。
ある程度、日数が経ったら、記事を修正・リライトしながら文章力を高めていきましょう。一度書いて終わりではないので、じっくり取り組んでくださいね。とにかく何回も書くことです。
今回のまとめ
今回のまとめ
・ターゲットの選定は3つの分野で徹底的に絞り込む
・3つの分野とは「地域」・「デモグラフィック(属性)」・「親近感」
・ターゲットのプロフィールを書いてみる
・ターゲットに向けたメッセージを書く
今回は「ターゲットの絞り方~3つの分野で徹底的に絞る方法~」をテーマに解説しました。3つのジャンルを踏まえたプロフィールと合わせてターゲット像までお伝えしました。いかがでしたか?
最初にターゲットを明確にすることで、あなたのブログの記事は、ターゲットに向けたブログになります。ターゲットに情報を届け続ける為にも、じっくりターゲットと向き合って文章を書いてくださいね。伝わり方の違いに驚きますよ。
編集後記
私がブログを始めた時・・・ターゲット選定は全く出来ていませんでした。自分なりに選定したつもりでも、気がつくと本来とは違った方向の記事を量産していました。
そこで、ターゲットのプロフィールを書いてみました。その人に向けたメッセージを書くことで、文書はかなり書きやすくなったのは今でもはっきり覚えています。
もし、あなたがターゲットとブログにズレを感じたら、今回の方法を試してくださいね。ターゲットのプロフィールをプリントアウトして、見える所に貼っておくと効果的なのでお勧めしておきますね。
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